2ntブログ

堕ちていく花(かのじょ)


1 宝多六花の処女調教byArcadia

Ⅰ 六花、散る


「きゃあ――っ! ……ちょっと、乱暴にしないでってば。怪我でもしたらどうしてくれるのよ、もう。だいたいさ、あんたらなに考えてるのよ? 制服来た女子高生、ラブホテルこんなところに連れ込んで。通報されても知らないんだけど」

 室内に強引に連れ込まれるなり奥のベッドに放り投げられて、黒髪の少女は加害者の男達に抗議の声を上げた。
 見事な黒髪を背中に届くくらいまで伸ばし、アイドルやモデルを思わせるような美貌を怒りに歪ませている、クール系美少女だ。身に着けているのはツツジ台高校の制服で、白のYシャツの上に同じく白地のカーディガンを着ている上半身では、首元の赤い大きなリボンがワンポイントとして目立っている。一方下半身には黒いスカートを穿いているが、カーディガンに隠れてパッと見には穿いてないように見えるくらい短いものだった。



「メンゴメンゴ。ちょーっと勢い余っちゃったって感じ? 悪気はなかったから許してちょーだいな」
「心配してくれてありがとだけど、オレらホテルここの常連だから顔利くんだよねー」
「だから通報されてもオールオッケー? 警察なんて怖くないって感じ?」
「そもそもはっすやなみこちゃんも制服のまま連れ込んじゃってたわけだし。もう今さらじゃないかな」

 そんな少女をラブホにむりやり連れ込んだ四人の男達が、外見そのままに軽薄な答えを口にする。全員が部屋に入ったところで、最後尾のメガネの男の手でドアが閉められた。――これで、逃げ場はもうない。

(あー、マジヤバイって。これ、このままヤられる流れだよね。……なんでこんなことになってるかなぁ?)

 ベッドの上で身をよじり、笑顔で接近してくる男達に危機感を覚えながら少女――宝多六花は現状に至る流れを思い起こすのだった。



 ――休み時間だったかにクラスメイトで友人のはっすが、同じく友人のなみことともにArcadiaとの合コンをセッティングしてきたのが、今回のそもそものきっかけだった。Arcadiaなんて知らない六花だったが、はっす――ちなみに彼女もユーチューバーをやってる。どうやらその縁での今回の誘いらしい――の説明によれば大学生男子四人組のユーチューバーで、結構人気があり再生数も稼いでるらしい。
 最初は乗り気ではなかった六花だったが、結局参加することになったのは――やはりクラスメイトの――新城アカネも参加するという流れになってしまったからで。なんだかよく解らないうちに4対4の合コンが行われる羽目になった、ということだった。
 そうして当日の土曜日になり。なぜかはっすから「親にはわたしはっすの家に泊まるって言っといて」とか事前に言われていたので、その通りに母親に伝えてから家を出た六花。微妙に気が乗らないうちに始まってしまった合コンの一次会の会場には、繁華街のカラオケボックスが選ばれてしまう。
 異次元のノリで騒ぐクラスメイト2名と大学生4名についていけず、六花は同じくついていけない様子のアカネとともに、大人しく適当に飲み食いをしていた。ちょうどアカネと話したい思いもあったのでちょうどいい機会だと話そうと思ったのに、すぐに男達がLINEグループ作ろうだの色々と話しかけてきて、邪魔をされたことに腹が立ったのは覚えている。後、はっすやなみこからやけに飲み物を勧められて、飲んでみたらカクテルだったりしたことも。
 そんなわけで結局アカネとはろくに話せないまま一次会が終了してしまう。いつの間にかアカネがあっさり帰ってしまったので六花も帰ろうかと思っていたのだけど、他の面子から引き留められたのとなんだか変に頭がふわふわしていた――今思い返せば、間違いなくアルコールのせいだ――こともあって、ぼんやりとしたまま二次会にも参加することを承諾してしまったのだ。
 そしてそのままなにも考えず男達についていって、ラブホテルの前に来てしまったところでようやく我に返った。慌てて周りを見回しても、そこにはっすもなみこの姿はなくて、いるのは初対面の大学生ユーチューバー四人(性別:男)だけ。そこで危機感がようやく働いて咄嗟に逃げ出そうとした六花だったが、男四人相手に逃げられるわけもなく。
 結果、むりやりホテルに連れ込まれることになった――というのが現状だった。



(あー、そっか。つまり、私ははっすとなみこに売られたってわけですか。……あの二人、次に会ったら絶対にシメてやるから)

 思わず彼女を陥れた友人二名に復讐を誓ってしまう六花だったが、

「あー、ほらほら六花ちゃん。やまとも謝ってるからこれ以上怒んないで、そろそろ機嫌直してくれるかなー。六花ちゃんだって、はやく気持ちよくなりたいんでしょ? だからオレらについてきたのはもうバレバレなんだから、ここは早く素直になってさ」

 そんな彼女の肩を掴んで金髪の男――今井だったか?――が馴れ馴れしく話しかけてくる。態度もむかつくけれど、言ってるその内容も腹立たしいもので、六花は思わずその手を強引に振り払い男を睨みつけていた。

「いいかげんにしてください。さっきから勝手なことばっかり言って。別に私、そんなつもりじゃないんで。勘違いしないでください。――私、これで帰りますから」

 その勢いのままベッドから下りて、なんとかこの場から逃れようとする彼女だったが――

「えー、それはないよね。二次会ついてくる? ってオレら聞いたときに、頷いてそのままついてきたのは六花ちゃんでしょ? それって合意したってことなんだから、今さら帰りますっていうのはなしじゃない?」
「それは……申し訳ないかもですけど。じゃあ、どうしろっていうんですか?」

 やまと――茶髪のリーダー格の男――の言葉に反応してしまったのが間違いだった。少女の迂闊な対応に彼はニヤリと口元を歪ませると、いきなり彼女の体を持ち上げてくる。

「きゃ――っ!? え? なに?」
「ベッドの上で靴はまずいから、有井っち靴脱がしてやって。――で、六花ちゃんにどうしてもらうかだけど、それは簡単簡単。ただ、一緒に気持ちよくなってくれればいいから。ほら、こんな風に――六花ちゃんのキスいただき~っと」

 宙に浮いた美脚からメガネの男――有井?――が、指示通りスニーカーを手早く抜き去った。そのことに驚きの声を上げてしまった六花の隙を突いて、顔を一気に近づけてきたかと思うと盗み取るように素早くキスをしてくるやまと。重なり合う唇の柔らかい感触に、びっくりしたJKは思わず思考停止、硬直してしまう。

(え、なに? どう、キス?え、え、え? なに、それまっていやどういうこと、え? 普通に柔らかい……って、違う。そうじゃなくて。私、ファースト……え? ちょっと待ってやだなにこれ待って)
「あー、六花ちゃんの唇マジやわらけー。唾もめちゃくちゃ甘いし。やっぱ美少女JKサイコーだよな」

 彼女が止まっている間に難なく唇を割って舌を口内へ入り込ませると、大学生の舌先が遠慮なく歯の裏側や、頬内側の粘膜など咥内のあらゆるところを這い回ってくる。咄嗟に男の舌を歯で噛み切ろうと思った六花だったが、「あ……やだ。舌、絡め、ないで……」強引に舌を絡め合わされたせいでできなかった。
 そして、初めてのベロチューに衝撃を受けた六花が呆けている間に、残りの三人も近づいてきて彼女を取り囲む形になる。
 彼女の背後に立ったオレンジの髪に青のメッシュを入れた男――タカト?――が、立てた指を背筋に這わせながら、首筋をぺろぺろと舐めてきて。足下にしゃがみ込んだ残りの二人――有井と今井――は生足をべたべた触りながら、その脚のラインの美しさを興奮気味に誉め称えてきた。

「六花ちゃんの脚ホント綺麗だね。これなら足タレとかもできるんじゃないかな?」
「言えてる言えてる。肌触りもサイコーだし、まさに最高の美・脚ってか・ん・じ?」
(なに、言ってんのこいつら……ああ、好き放題カラダ触られまくってるし……マズイマズイマズイ……って解ってるのに、キスされるとなにも考えられなくなっちゃってる……どうしよう)

 男達をはねのけたい、抵抗したいと思っているのに初めてのキスの甘さに脳味噌が溶かされてしまって、危機感が働いてくれず体も動いてくれない。結果、好き放題にやられてしまう六花だった。
 あっという間にカーディガンを脱がされたかと思うと、やまとにキスされながらタカトには背後から耳朶をイヤらしく舐められて、たまらず背筋を快感で震わせてしまう。そして、むちむちの太股へ頬ずりしてくる今井に対し、有井の方はマッサージのように柔肉を揉みしだきながら舌をベロベロと這わせてくるのだ。

「……うぅぅんっ……やダぁ。汚い、手で……触ら、ないでって。言って、る……でしょ」
「えー、ゴメンね六花ちゃん。なに言ってるか聞こえないんだけどー?」

 それでも気力を振り絞って拒絶の言葉を口にする六花だったが、やまとにはあっさりとぼけられてしまう。
 そして襟元のリボンを一瞬で剥ぎ取られると、男の手は制服ブラウスのボタンに向かった。ゆっくりと、焦らすように上下から一つずつ外されていく。それとタイミングを合わせるように、スカートのホックが外されファスナーが下ろされる。そして舞い落ちるスカートがシーツの上に落ちるのと同時に、最後のボタンが外されブラウスまであっという間に脱がされてしまったのだ。
 ――そうしてベッドの上に現れたのは、上下ともに黒のレースを身に着けた、スタイル抜群の黒髪美少女JKの下着姿だった。その扇情的な肢体に口笛を吹いたり、メガネを直したり、指を鳴らしたりと、男達が一斉に色めき立つ。

「いいねー、黒下着なんて六花ちゃんも解ってるじゃん」
「そんなつもりじゃなかったなんて思わせぶりなこと言ってたけど、ホントはヤる気満々だったわけだ」
「わざとオレらを焦らしといてから勝負下着を見せつけてくるなんて、ホント男のツボ抑えてるよね~。あ・く・じ・ょって感じ?」
「んぷぅん……なに、言って――そんなつもり、なかった……ってば……」

 下着が黒の揃いになってしまったのは、たまたまタンスから取り出したのがそれだっただけで意図なんてものはない。だから彼女としては、男達が言うように勝負下着だとか、ヤる気満々だとかそんな意図は一切ない。ないはず、だけど――四人に弄ばれているうちに頭がぼんやりしてきたせいで、どうしてかよく解らなくなってしまった。

「そんなこと言ってる割に、語尾がちっちゃすぎて聞こえなかったんですけどー?」
「だいたい六花ちゃんがどんなつもりだったかって、もう関係ないよね。重要なのはたったひとつ。キミのエロ下着でオレらのチンポがギンギンになってるってことだからさ」
「…………ッ!?」

 やまとに右手を取られ、そのまま彼の膨らんだ股間を触らされる六花。服越しとはいえ初めて触れる男のモノはとても大きく、またとても硬く感じられた

(なに、これ……すごく、大きくなってる。それに、なんだか熱いんだけど……)

 掌に勃起中のペニスの熱さを感じ、頭の中が煮えたぎってしまう。その隙を突くように、男達の手が彼女の体に伸びてきた。
 タカトの手が背中から前に現れたかと思うと、ブラ越しに胸を鷲掴みにしてくる。一方有井の手はお尻を布越しに擦りあげてきて、今井の指が股間のスリットを下着の上からゆっくりとなぞり始めてきた。もちろん、やまとはその手で彼女の髪を優しくかき混ぜながら、その唇で彼女の唇をぴったり閉じこめてくる。
 四人の執拗な愛撫に六花の全身はすっかり火照ってしまい、体の奥から熱い塊が吹き出してしまいそうな、そんな錯覚を覚えてしまうほどだ。その興奮を証明するように、今井の指が動くたびに股間から粘るような水音が響き始めていた。

「さーて、そろそろ六花ちゃんのおっぱい見せてもらおうかな。じゃーん……って、いい感じじゃーん。アカネちゃんにはさすがに負けてるけど、パイズリできそうなくらい大きいし」
「ちょっと、やだぁ。見ないで、見ないでよ。あぁん♪ やだ、揉まないでよ、バカぁ……」

 タカトが簡単にホックを外すと、素早くブラを剥ぎ取り生のおっぱいを晒させる。程よい大きさの白い球体が上下左右に揺れ動き、その真ん中ではピンクの突起がぷっくりと尖ってその存在を主張していた。
 そのまま鷲掴みにして胸を揉み始めるタカトの下では、今井がゆっくりとショーツを――股間から細い糸を引きながら――足下に下ろしていく。そうして露わになった股間には申しわけ程度に薄い陰毛が生えていて、一本の縦筋でしかないスリットを取り囲んでいた。

「へぇ、てっきり使い込んでるのかと思ったけど、案外大人しいオマンコなんだね。これは調教のしがいがあるなぁ」
「今はまだ子供マンコの六花マンコだけど、オレ達がちゃーんと大人マンコに変えてあげるから楽しみにしてなよ」
「誰が、変えていいってんんんん――っ! ……らめぇ、指、入れないで、ズボズボ、するなぁ……っ!」

 人の体に好き勝手なことを言い出した今井に文句を言おうとした六花だが、当の本人に無防備な膣内なかへと指を差し込まれては、どうすることもできない。ただ、初めての指マンの衝撃と快楽に悶えるだけだった。
 そして――気がつけば、いつの間にか手首のシュシュと足下のソックス以外は全部脱がされてしまっている。男の前に全裸を晒してしまっている事実――しかも、彼らに好きなように体中を弄ばれているのだ――に、彼女も頭の中が沸騰してなにも考えられない。ただ彼らに触られてる唇やおっぱい、そしてお尻にオマンコなどから与えられる快感に痺れ、溺れることしかできなかった。

(なんで、こんなに気持ちいいの――? 自分でする時よりスゴいんだけどどうして……?)

 最近覚え始めたオナニーよりも気持ちよくさせられてしまっている。その事実に驚きを覚えながら、六花は途切れ途切れに喘ぎを漏らしては時折快感に体を震わせるだけの機械となっていた。
 だから、後は頂点まで一直線に進むしかなくて――

「あ、ダメ。それダメだってば。やだやだ、やだぁ。あ゛、あ゛、あ゛ぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っっっ!!!」

 今井の指チンポで膣奥を抉られた瞬間に今までにない強烈な快感が襲いかかり、少女はあっけなく――はしたない声を張り上げながら――達してしまうのだった。

「はい、六花ちゃん初イキおめっと~♪」「ホント、気持ちよさそうにイッちゃったね」「イク瞬間、オマンコヤバイくらいに締まってたぜ。これ、チンポハメたらちょー気持ちいいの間違いなしだわ」
「……勝手なことばかり、言わないでってば――っ。ちょっと、声が大きくなっただけで、イッてないんだから。絶対に、あなたたちのなんか、ハメさせたり、しないわよ」
「はいはい、あくまでそういう振りだよね。解ってるからさ。それがどこまで持つか楽しみだよ♪ あ、それと。イク時はちゃんとオマンコイクって言ってね。そっちの方が興奮できるからさ」

 口々に囃し立ててくる連中に――弱々しくも――文句を言う六花だったが、やはりやまとを始めとした男達は気にした様子も見せず、勝手なことだけを口にする。そして、そんな彼女にお仕置きを与えるようにイヤらしい愛撫を続けてくるのだった。

(ダメだ……これ、マジヤバイよ。なんで、こんなに気持ちいいんだろ。このままだと、ハメて欲しいって思わされちゃう、言わされちゃうよ。ああでも、それでもいいかなって思っちゃってる私がいるんだけど。ホント、ヤバイよぉ)

 火照らされた全身が熱くて熱くてたまらない。ちゅぷちゅぷと淫らな音を立てて指を抜き差しされてる股間が、さっきからじんじんと疼いてしまうせいで腰が勝手に動いてしまっている。明らかに体が発情していることを示すその事実に絶望を覚えながらも、六花の口からは気持ちよさそうなよがり声が搾り出されてしまうのだった。
 気がつけば、周りを取り囲む四人も――ほとんど――裸になっている。全員身に着けているのはボクサーパンツだけになっていて、その股間のテントの張り具合からみんな勃起しているのが六花にもよく解った。
 今からあのペニスを全部オマンコにぶち込まれるのだ――そう思うと、恐怖と興奮とが入り混じったよく解らない気分になってしまう。ただ解るのは、そのために四人が息を合わせて彼女の体を弄んでいる、ということだけだった。
 だらしなく開いた口の中に舌をねじ込まれながら、白い双丘をピンクの先端ごと押し潰すようにこねくり回される。下半身では有井の舌が引き締まった大きなお尻を縦横無尽に舐め回しているかと思うと、指を引き抜く代わりに膣口からスリットの奥深くまで残すところなく、膣内なかのすべてをゆっくりじっくり舐り続ける今井の姿があった。

「あぁ、もぅ――っ。……らめ、らったらぁ。そこ、ダメって、言ってるのにぃ……」
「ははっ、いい反応してるね六花ちゃん。気持ちいいんでしょ、感じまくってるんでしょ。だったらもっと声出していいから、喘ぎ声バンバン出しまくってよ」
「そんなのっ、気持ちよくなんか、ない~~~~~っっっ!!!」

 快感を否定しようとした美少女だったが、クリトリスをいきなりしゃぶられる衝撃に負けて、はしたない声を絞り出してしまう。

「ヤダ、そこ、ダメ。舐めないでよぉ。――気持ちいいです、とっても気持ちいいから、お願いもうやめて。これ以上されたら、我慢できないってば。あぁぁぁん、ヤダぁぁぁ」
「だーかーらー、なに遠慮してんのさ六花ちゃんは。我慢しないで気持ちよくなればいいじゃん。つーわけで有井っち、今井っち、もうトドメ刺しちゃって」
「あっ、ヤダ、ヤダヤダヤダ――っ。そんな、舐めないで、ダメなの、ダメだって、言ってるのにぃ――っ。あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~~っっっ。こんなの、ぜったいイッちゃうから――っ! イク、イク、イク~~っ。オマンコ、イク~~~~~っっっっ!!!!」

 そのままクリトリス、オマンコ、乳首の三点攻撃に追い詰められ、とうとう卑語まで言わされながら大きなアクメを極めてしまう六花。あまりの昂ぶりに腰をぶるりと激しく震わせてしまうと、彼女はそのまま腰砕けになってベッドの上に座り込んでしまうのだった。

「はは、六花ちゃんだいじょーぶ? 立てなくなってんじゃん。マジイキしちゃったね」
 そんなみっともない姿を笑いながら、やまとが手を差し伸べ起き上がらせる――と思うと、いきなり突き飛ばしてベッドの上に六花の体を転がせた。そして唇の端をイヤらしく吊り上げながら――

「いやー、六花ちゃんのイキっぷりがエロすぎだから、オレのチンポギンギンになっちゃってるわ。もう我慢も限界なんで、そろそろ本番いこっか」

 宣言とともに、他の三人がベッドから下りていく。「あー、一番取られたのは悔しいなー」なんて愚痴めいたものをこぼしつつ。
 その三人に手を合わせて「悪いねー」と頭を下げると、やまとは口元をにやつかせながら最後の一枚を脱いで全裸になった。その股間では、だらしなくなりかけてる腹と平行になるくらいに完全に勃起した逸物が、はち切れんばかりに膨らんで仁王勃ちしている。

(うあ……マジでアレちょー勃起してるし。私のこと、本気で犯すつもりってことだよね。あーもー、最悪。こんな形でロストバージンかぁ……)

 初めて見る大人チンポに目を奪われながら、彼女は半ば捨て鉢な気分でただベッドに横たわっていた。
 友人に誘われ気乗りしないまま合コンに出てみたら、その友人達にお酒をガンガン飲まされて。ちょっといい気分になってふと我に返れば――制服のまま――ホテルに連れ込まれてしまう始末。そして体のあちこちを男達に弄ばれている間に、制服も下着もあれよあれよと全部脱がされてしまう。おっぱいもお腹も背中もオマンコも太股もお尻も好き放題に弄ばれて、息も絶え絶えになるほど感じさせられ、イカされ続けてしまったところに、トドメとして男の一人――やまと、だったか――がいよいよペニスをオマンコにハメようとしている。
 巫山戯た現実だと――笑い飛ばせそうもないのが一番巫山戯ていた。
 けれどそれで流して――簡単に処女を奪われて――しまうのも悔しくて仕方がないから、最後まで抵抗くらいしてみようと。黒髪ロング美少女はそう思って、今にも挿入を始めようという男に制止の声を掛ける。

「ちょっと……っ。お願い、ちょっと待ってよ……」
「うん? どうしたのさ六花ちゃん。こっちはチンポすっげーギンギンだし、六花ちゃんのオマンコも濡れ濡れで準備OKなんだから、今さら待ったはないんじゃない?」

 ラブホテルのベッドの上。乱れたシーツに全裸で横たわっている彼女の両手を押さえつけ、こちらも全裸でのしかかって準備万端のペニスを少女のぬかるみに押し込んだまま、やまとが不思議そうに首を傾げる。だがそれも当然だ。後は腰を前に進めるだけでセックス開始の状態になっているのに、今さら少女えものの言葉を気に留める必要はないのだから。
 そうしてだらしなく弛んだ表情がむかつく茶髪の男が少し腰を進めるだけで、股間からくちゅりと卑猥な水音が鳴った。それはギンギンに勃起しまくりの肉棒が亀頭からカウパーをだらだらと垂れ流しているから、に加えて。受け入れ状態の整った割れ目から溢れ出ている愛液によって、六花の股間がとても滑りやすくなっているからだろう。……実に悔しいことだけど、四人の愛撫によって体の準備はばっちり整えられているのだ。
 その卑猥な現実に歯噛みし、絶望的な思いに満たされながらも六花は、必死の思いで最後の切り札になるかも知れない言葉を口から出していた。

「私――処女なのっ! 初めてだから、こんな形はイヤなんだってば。だからお願い、挿れるのは待ってよ。……お願いだから」

 けれど――

「え? 六花ちゃん処女だったの? いっがーい。てっきり遊びまくりかと思ったわ。んー、でもゴメンねー。それって逆効果だわ。むしろ六花ちゃんの処女マンゲットできるってんで、チンポさらにギンギンになっちゃってもう止められんねーもん」
「だよなー。わかるわかる」「あ~残念、処女だって知ってたら絶対に一番譲らなかったのに。やまと、めちゃくちゃラッキーじゃん」「悪いけど六花ちゃん。それ、オレらに対するごほーびだから。つーか、むしろ誘ってんでしょ。早く犯してー、私の処女奪って欲しいの~って」「あーでも、これならカメラ持ってきとくべきだったな、くやしーっ。折角美少女JKの処女喪失シーンをハメ撮りできるところだったのに。……今井っち、後で買い出しついでにビデオ取りに行ってもらってもいーい? あ、OK? じゃ、よろしくね」

 結果は、無惨の一言だった。
 大学生達は処女の一言に遠慮を覚えるどころかむしろヤる気を増したようで、やんややんやと囃し立てる周囲に乗せられるように、やまとは陰茎をさらに硬くさせてくる。その硬いブツが未開拓の秘所へ徐々に推し入ってくる感触に背筋を――恐怖と快感で――震わせながら、六花はすべてを受け入れるように目を閉じて、力なくベッドに横たわった。

(……響くん、ゴメン。私の初めて、守れそうにないみたい……)

 クラスメイトの、そのなんだか困ったような微妙な表情を思い浮かべながら、心の中で謝罪する。――もしかしたら、とても大切だったはずのモノを、諦めながら。
 急に抵抗をやめた処女JKに一瞬戸惑いを見せたヤリチンDDだったが、すぐに自分の勝利を理解すると御褒美代わりにキスや乳房への愛撫を振る舞って、ハメる寸前のオンナを悶え啼かせる。それから太股の上に持ち上げた彼女の脚を開いてオマンコを広げさせると、大きくなったメス穴をいきり立った肉棒でゆっくりとこじ開けに掛かってきたのだった。


「つーわけで、六花ちゃんの処女、今からゴチになりまーす。だいじょーぶ、オレら今まで処女何人も喰ってるから、なるたけ優しくパコっちゃうから安心してね♪ それじゃ、い・た・だ・き・ま・す。ほーら、オチンチンずぶずぶ挿入ってくよー。きもちいいっしょ?」
「やだ、ダメ。動か、ないで――。ヤダ、ヤダ、あ、あ、嘘、ホントに、挿入はいってく……っ!? ダメ、ダメ、ダメだったらぁ。あ、あ、あ、やだぁぁぁぁぁ~~~~~~っっっ!!!???」

 ずぶずぶと音を立てて熱い塊が処女肉を貫いていく。抵抗を感じることもなく、いとも簡単に奥深くへと。そして、途中でなにかが切れるような音がしたのと同時に、結合部から強烈な痛みが飛び込んできた。

「い――――た。いたい、痛いってば! お願い、痛いって言ってるんだから動かないで。腰、動かさないでよ、お願いだから。あそ――オマンコ、痛くてたまらないから、お、オチンチン動かすの、ちょっと待ってください。ねぇ、お願い、よ――」
「あっれー? いやぁ、ゴメンゴメン。めちゃくちゃ簡単にチンポが入ってズコバコ動けちゃったから、処女マンコだったってことうっかり忘れちゃってたんだよね。あー、でも確かに血も出てるみたいだし処女ってのはホントだったみたいね。やべー、超ラッキーって感じ? ま、でも。この濡れ濡れドスケベマンコならじきにチンポにも馴染んでくっから、それまで我慢してちょうだい」

 少女が上げる悲鳴を気にした様子もなく、男は腰を打ち付けながらちらりと結合部へ視線を向ける。すると、確かにぐちゅぐちゅと愛液をかき混ぜながらペニスを抜き差ししている女陰から、赤い液体が少しずつ滴り落ちるのが見て取れた。――目の前の少女の処女を奪ったのが自分なのだという証拠を見て、勝ち誇ったような笑みを浮かべるやまと。同時に彼女の膣内なかで往復運動している肉棒が、また大きく膨らんだのが解った。

「冗談、でしょ――っ? 痛いのは私だってのに、勝手なこと言わないでよ!? んなこと言って、またオチンチン大きく、なってるし。あぁもう、腰動かさないで、奥、突かないでよぉ」

 自分の内側を抉る兇器が大きくなったことに抗議の声を上げ、股間から痛みに交じって伝わってくる奇妙な感覚に身悶えしてしまう六花。だが甘いキスとねっとりとした愛撫で軽くあしらわれるだけで、その痛みだけがどこかに吹き飛んでしまう。

「や――――っべぇな、こりゃ。突くたびにきゅうきゅう締めつけてきやがる、このマンコ。処女マンコだからってだけじゃないよな、この名器っぷりは。数の子天井ってヤツ? ひだひだがチンポ擦るのめちゃくちゃたまんねぇわ。あー、やべぇ。めっちゃ出るわこれ、間違いねぇな」
「――ひ……っ。お願い、やめてよ……膣内なかになんか射精さないで。お願い、お願いだから……」

 膣内射精される恐怖に怯え、顔を引き攣らせてしまう美少女を気にした様子もなく。ただ自分の快楽を満たすためだけに、やまとは腰を振り続け硬いままのペニスで膣道を拡げてくる。自分の身体の内側をそんな風に異物で蹂躙されていることを改めて確認し、六花は自分がやまとに処女を奪われ犯されてしまったのだということをようやく実感した。

(あーあ。こんな、むりやりじゃなくてさ。もっと大切に、したかったな……私のバージン)

 悔しさのあまりこぼれ落ちた雫が頬を伝っていく。それを男は舌でぺろりと舐め取ると、そのまま顔中に舌を這わせ始めてきた。

「ちょ、やだ。舐めないでって。気持ち悪いから、やめて、ください――っ。あぁっ、ちょ、待っ、あぁぁん。そんな、深くまで、突かれたらぁぁぁっっ!?」

 暴れかける少女の身体をむりやり押さえつけると、自分の快楽を満たすためだけにピストンを送り込み続ける大学生。悔しいのはその抽送で感じるのがもう痛みではなく、快感を思わせる疼きのようなものになってしまっていることだった。
 だから、六花はせめて少しでもなにかを感じないようにするために――膣内なかを擦られる感触を遠ざけるために、できるかぎり膣肉を固めるように力を込めてみる。

「うわ、急に締めつけ強くなったんだけど――六花ちゃん、なにかした?」
「……知らないです」

 理屈はよく解らないが、ペニスに対する締めつけが強くなったらしい。少し切羽詰まったような声を出すと、やまとの腰の動きが一層激しくなる。何度も打ち付けてくるモノに反応しないように歯を食い縛り耐えていると、苦しげな声を漏らしながら大学生がもどかしそうに腰を震わせた。

「あー、くそ。ヤバイヤバイヤバイ。まだイカせてないってのに、こっちがイキそうだよ。あー、もうダメ。処女マンコ気持ちよすぎ。オレのチンポ限界だっつーの」

 言いながらペニスをオマンコから引き抜いたかと思うと、

「……ホントなら膣内なかにぶちまけてーとこだけど、まだNGだからな。仕方ねーから今回は外出しだけど、次回は膣内射精なかだしできっちりイカせてやっから。ちゃんと覚えといてくれよな」

 そんな言葉とともにチンポから吐き出した白濁液を、六花のお腹の上に勢いよく放ってくる。いきなり熱い液体をぶっかけられ、女子高生は小さく悲鳴を上げながら腰を震わせてしまっていた。……そこに快楽の色が少し交じってしまっていることは、ぶっかけられたザーメンと同じくらい熱い透明の雫が、股間の花弁からこぼれ落ちてしまったことからも明らかだった。

(なにこれ、すっごく熱い。これが男の人の……精液なんだ。勝手に身体に掛けるなんてふざけちゃってくれてるわよね。――でも、もしかしたら膣内なか射精されないでよかった、のかな?)

 腹の上にある精液のどろりとした感触に顔を歪めながら、膣内射精されなかったことに胸を撫で下ろす六花。その間に、やまとと位置をさりげなく入れ替わった今井が、無防備なオマンコにチンポを埋め込んできた。

「二番目、も~らいっと。――うーわ、確かにこのオマンコめっちゃヤバイよね。きゅうきゅうに締めつけてくんのたまんないんだけど、なにこれスゲー。こんなオマンコ味わったら、チンポビンビンに勃っちゃうってーの。ほらほら六花ちゃんも余計な我慢しないで、生セックス一緒に愉しんじゃおうよ。こんなふーにさ、チンポでゴシゴシ擦られるの気持ちいいっしょ?」
「やだぁ――っ。そんな風に、あん、ガンガン、動かさないで。人の身体で、んんっ、勝手に気持ちよくなろうとしないでよ。あぁ――ダメだって。くっそ、声出ちゃう。あぁぁぁぁっっ、んんんん~~~っっっ!!!」

 簡単に挿入はいってきたペニスが、濡れ濡れのオマンコに好き放題に抜き差しされるのが堪らない。大きさそのものはやまとより少し小さいが、その分今までやまとが切り開いたルートを縦横無尽に行き来できる分、膣の粘膜から伝わる快感は強いものになってしまっている。

「おっ、いいね。色っぽい声出てきたじゃない。気持ちいいセックスできるようになってきたの、丸わかりだよね。に、しても。ホント、このマンコの締まり具合なんなの。オレも、そう持ちそうもないんだけど……」
「だから――さっきから言ってるでしょ。セックスが、気持ちいいだなんて、思ってないから。早いところ終わらせてよ、お願いだから。余計な我慢しないで、さっさと射精すもの射精せばいいじゃない」
「あー、はいはい。まだ強がれるんだね。そんなうるさい口は、ちゃーんと塞いでおかないとね」

 甘い声が漏れないよう必死で我慢しながら、悪態を突き返してみる六花。すると今井は気持ちよさそうに腰を振りながら、彼女に顔を近づけて強引にキスをしてきた。

「んんん――っ! ダメ、唇、離してよぉ。じゅる……ちゅぱ……。ダメだって、言ってるのに……どうして、気持ちよくなっちゃうのよ……んふぅん、」

 最初こそ抵抗しようとしたものの、唇をぴったり重ねられ熱い吐息とともに舌を咥内へねじ込まれるともうダメだった。一気に抵抗する気力が弱まり、男の行為をすべて受け入れてしまいたくなる。
 事実、舌を絡めることに積極的なのはむしろ六花の方になっていたし、男の動きに合わせるように――無意識の内に――腰が淫らに跳ね動いているのだから、もうどうしようもない。そしてそんな反応に嬉しそうににやつきながら、今井はたわわな膨らみをその手に収め好き放題に弄ぶのだった。
 舌を絡め合い貪り合う大人のキスをしながら胸を激しく揉みほぐされ、リズミカルなピストン運動をなすがまま受け止めている。レイプではなく合意のセックスとしか見えない光景が、ラブホテルのベッドの上で繰り広げられていた。

(ああ……本当のセックスになっちゃってる。正直ヤバ過ぎでしょ。ん――でも、もうこれ止めらんないや……)

 喘ぎ声を出さないようにするだけで限界の少女には、もうどうしようもない。もちろんヤリ目の男が自分から止まるわけもなく。ただ快楽を貪るためだけに膣奥に叩きつけられる陰茎の感触に悶えながら、六花はよがり声だけは出さないよう――絶頂だけはしないようにと、ただ必死に耐えていた。……たとえ上気した頬が色っぽくピンクに染まり、浮かんでいる表情がメスそのものになっていたとしても。
 そんな態度が功を奏したのか。イカせる気満々だった動きが徐々に余裕を失っていき、最後にはもどかしげなものになっていくのは、先程のやまとの場合とまったく同じだった。

「ああもう、あと五分持ってくれたら絶対イカせられるのに。くっそ、こっちが先に限界来るなんてマジかよ――っ。超悔しいけど、しゃーねーな。中出しはまだNGだし。六花ちゃんの一番奥にザーメンぶちまけるのは、次のチャンスを待つってことで」

 やまとと同じ捨て台詞を口にしながら同じ動きで逸物を蜜壺から引き抜くと、今井はそのまま少女の顔の方に素早く近づいてくる。そして、限界まで膨らんだペニスの先っぽから噴き出た白い液体を、彼女の口元に向けて一気に迸らせた。

「んんんん~~~~っっっ!!!?」
(やだ、なによこれ。顔にぶっかけるなんて、なに考えてるのよこのバカは。うわぁ、すっごい臭い。もう、最悪なんだけど……)

 幸い目には掛からなかったけれど、それでも鼻の下から口周りにかけて被害は甚大だ。ぬめぬめした感触が気持ち悪ければ、鼻を突く強烈な臭いも勘弁して欲しいと表情をねじ曲げてしまう六花。
 本当なら臭いを嗅がなくて済むよう口呼吸したいところだけど、そうしたらぶっかけられた精液が口に入ってくるから、それを避けるには口を閉じておくしかないわけで。すると、必然的にイカ臭い性臭をそのまま嗅がされることになってしまうのだから、情けなさ過ぎて泣きたくなる。
 そして。

「うーわ、顔射はやめて欲しかったなぁ今井っち。これだと、オレが六花ちゃんとキスできないじゃん」
「うお、言われてみたら確かに。わりーわりー、つい勢いでぶっかけちゃったわ。有井っちゴメンねー。しかたねーから、頑張ってキスしてちょーだいな。だいじょーぶ、有井っちならできる」
「いやいや、無理だって。自分のならまだしも、他人のなんて絶対に舐めたくないから。今井っちだって無理でしょ。……仕方ないから二発目のお楽しみにして、今はとりあえずオマンコだけ楽しむとするよ。はぁ、これで処女ゲットできるなら良かったのに、もうやまとクンにパコられちゃってるからなぁ」

 六花がそんなことをやっている間に、若干左曲がりの陰茎を勃起させてすっかり準備万端の有井が配置についていた。好き勝手言ってる内容のほとんどはむかつくだけだけど、他人のなんて絶対に舐めたくないことだけには賛同を示したい、と思いながら。彼女はゆっくりと押し広げられた膣内なかに、硬いモノがずぶずぶと挿入されはいってくるのを感じてしまう。

「んっ……硬いの……挿入しはいってこないでよぉ……」

 思わず呻き声を上げてしまうが、途端に顔射された分の精液が口内にこぼれ落ちてきたので、黒髪の少女は慌てて口を噤んでしまうのだった。その様子をメガネの男はせせら笑いながら眺めると、再び口を開かせようとゆったりしたストロークを送り込んでくる。
 熱く逞しい肉塊が甘い蜜の滴る花弁をかきわけ、柔らかい肉ビラに包まれた蜜壺の中をズブズブと埋めてくる切ない感触に六花は、腰を震わせながら甘い疼きに反応しそうな身体をどうにか抑えつけていた。
 少女の官能を追い詰めているペニスは大きさこそやまとと同じくらいだが、曲がり方が違うせいで入り込む角度も違っているから――前の二人に作られた膣道をなぞるだけでなく、チンポの通路をまた新たに増やそうとしているらしい。そして、その作業で肉棒に媚肉が掘り起こされる度に、新しい悦楽の火種が彼女の身体に植えつけられてしまう。

(感じちゃダメ……だってのに。ダメだこれ、どんどん気持ちよくなってる。犯されてオチンチンで突かれるたびに、身体オマンコができあがっちゃってるよ……っ)

 もう感じてしまっているのを否定することはできない。生チンポで蕩けかけの秘肉を突きほぐされるたびに、電流にも似た痺れを受け取って頭の中を真っ白にしてしまっているのだから。今の六花にできることと言えば、それを男達に気づかれないよう耐えることだけ。
 もちろん、それは犯している方も解っているのだろう。腰使いを巧みに駆使して、彼女を追い詰めに掛かってくる。それでもぎりぎりのところで耐えていると――

「なかなか頑張るね、六花ちゃん。けど、これは耐えられるかな?」

 ビンビンに尖りきっていた乳首を軽く甘噛みされた。だけじゃなく、もう片方のおっぱいを片手でろくろみたいにこねくり回され平たく押し潰される。そして、結合部に伸びたもう片方の手が――肉棒に掻き回されている――秘所の片隅で勃起しかけていたクリトリスに届き、「――っ!」指先で素早く擦り合わされたのだ。
 瞬間、脳裏に火花が散った。

「~~~~~~~~~!!」

 辛うじて声はこぼれなかったけれど、腰をビクンと跳ね上げてしまうのは止められない。その反応にチャンスと見たのか、有井がクリトリスへの攻勢を強めてくる。もちろん、打ち付ける腰の動きや乳首苛めも継続したままで。
 それは当然六花の身体に与えられる快感が、そのまま持続されるのを意味することになった。
 だから今の彼女にはバストとクリトリスとオマンコ、男の責めを受けている三カ所が痛いぐらいにじんじんと痺れるとともに、甘い疼きが重なりあって全身に広がっていくのを止められない。そうして与えられ続けた快楽に火照り始めたオンナの身体が、灼けるような熱さを訴えてくるのだ。ギリギリまで追い詰められていた理性が、その激しい衝動に叶うはずもなかった。

「――やだぁ、もう。解ったから、ゴメンなさい嘘ついてましたって謝るからぁ。気持ちいいの。思い切り感じちゃってるの。オマンコ、擦られて、おっぱいもクリトリスも弄られて、頭おかしくなりそうなの。こんなの、イクの止められなくなっちゃうからぁ……っ。だから、お願い。せめて激しくしないで、動くのゆっくりにしてよぉ。お願いだからぁ」

 六花にもう、口の中にこぼれ落ちてくるザーメンを気にする余裕なんてない。弱々しく、まるで媚びるような声を出して、思わずそう懇願してしまう。このままでは間違いなくイカされて無様なアクメを極めてしまうと解ってしまったから。
 けれど、彼女をイカせたい男にとってその懇願はむしろ福音でしかない。有井はメガネの向こうで目尻をにや下げると、審判を待つ少女へ無慈悲に告げる。

「やれやれ、六花ちゃんもようやく素直になってくれたね。ハメる前に愛撫でマジイキしてるんだから、セックスで感じないわけないのは解りきってたけど。素直にイキそうだって言ってくれた御褒美に、きっちり最後までイカせてあげるよ」
「嘘、あ、ちょっと待って、嘘、あ、ヤダヤダ、待って待って待ってってば――」

 今までと少しずれた場所をチンポで勢いよくノックされた。瞬間、全身を貫いたこれまでにない法悦に、その場所がGスポットと呼ばれる性感帯のひとつだと理解させられる六花。それが、トドメだった。

「こんなの、ダメ、ダメ、ダメ、ダメ。もう無理、無理だって、やめて、やめて。あ゛、あ゛、あ゛、イッちゃう、イッちゃうの。ヤダ、ダメ、あぁっ、イクっ、イクぅっ、オマンコイっちゃうぅぅぅぅ~~~~っっっっ!!!!」

 勢いよく跳ね上がった腰を――痙攣でも起こしたみたいに――何度も震わせてしまいながら、はしたなくよがり声を張り上げることで六花は自らの絶頂アクメを告げてしまう。そして、彼女がイッた瞬間に蜜壺がきゅうきゅうに締まって、咥え込んでいたペニスを思い切り絞り上げた。
 おそらく、それでイキかけたのだろう。恍惚と苦悶が入り混じった表情で歯を食い縛る有井。その我慢力が勝ったのか、暴発して膣内射精なかだししてしまうことは辛うじてなかったようだ。

「うわ、すっごい締めつけ。やばいやばい、こっちも危うくイッちゃうところだったよ。……本当ならイキたかったけど、中出しはまだNGだからなぁ。ま、種付けは次でたっぷりさせてもらうとして。せっかくだし、オレの限界まで六花ちゃんにはイキまくってもらおうか」

 言いながら、見つけた弱点Gスポットを狙って男が再び腰を打ち付けてくる。理性を一度崩されてしまった少女が、それに耐えられるはずもなかった。すぐにあられもない嬌声が、その可憐な口から飛び出してしまう。

「あぁ、あぁん、あぁぁぁ~~~ん♪ 奥、そんなに突かないでよぉ。だめぇ、そんなにされたら感じちゃうから。我慢、出来なくなっちゃう。おかしくなっちゃうの。あぁもう、おっぱいもオマンコも気持ちよすぎだってば。オチンポ、スゴ過ぎ……」

 快感にすすり泣き、悶え悦んでしまっていることを自覚できないまま、六花の口からは勝手に卑猥な言葉が漏れてしまっていた。そんな彼女を自らのペニスで何度か軽くイカせたところで、限界が来たのだろう。
 ゆっくりとオマンコの中から逸物を引き抜くと、有井は急ぎ足でベッドの上を横断して少女の横に向かったところで、いきり立ったモノを彼女の顔に押しつけてくる。そして鼻をつまんで強引に口を開かせると、無防備に開いた空間口内に射精寸前の陰茎を強引に突っ込んできた。いきなりの暴挙に驚き慌てる女子高生を尻目に、大学生はそのまま白濁液を最後の一滴まで口内にむりやり呑み込ませてくる。

「んんんっ!? ぅううんん~~~~~~~~~っ!? んぐんぐ……ゴクリ。……うぅん、けほっ、けほっ……うぅ……」
(スゴイ、臭い。喉に絡んで、めちゃくちゃ気持ち悪いし。さいってー、なんなのよもう。ひどすぎでしょ)

 口いっぱいに広がる強烈な性臭と苦みの強い液体の量の多さに目を白黒させながら、吐き出すこともできないため仕方なく、喉にゆっくり流し込んで処理を図る六花。味のまずさとどろどろしすぎているせいで少しずつしか飲み込めないことに苦労しながら、どうにか最後まで飲みきることができたことに、思わずほっとしてしまう。
 そうして口の中が空っぽになったのを確認してからペニスを口から引き抜くと、有井は彼女の頭を――子供を褒めるように――撫でながら、満足そうな笑みを浮かべた。

「よーしよしよし。これで六花ちゃんの初めてのゴックンをオレがゲット、と。ありがとね六花ちゃん。キツキツオマンコ、ホントにサイコーだったよ」

 そう言って離れていく有井を心の中で罵りながら、六花はシーツに横たわったまま少し身をよじる。気持ちよくイカされたせいで全身が気怠い上に、口から鼻に通り抜けるつんとした精液の臭いに思考回路を麻痺させられたせいで、どうも動こうという気になれない。
 だから火照る体を静めるために休ませるつもりでベッドに横たわっていると、有井の代わりに誰かが近づいてくる気配がした。

(……そういえば、四人いたんだっけ。またハメられちゃうのか……あー、きっと好き放題にヤられちゃうんだろうな。ほんっと、最悪)

 既に三人に犯された現状を呪い、現実に悪態をつきながら六花は近寄ってきた四人目を見上げ――そして、絶句する。
 最後の彼女の相手は――オレンジの髪に青のメッシュを入れた男――タカトだった。他の三人と同じように全裸になっているが、他の三人に比べると少し筋肉質でスタイルもすらっとしている。
 ――だが、六花の目を奪ったのはそこではない。彼女の目を一瞬で捕らえ、なによりも他の三人と一番違うのは、その股間でそびえ立つモノの大きさだった。

(嘘……なに、あれ。オチンポって、あんなに大きくなるものなの? あんなのもしハメられたら、もしかして私、壊されちゃうんじゃないの……?)

 そう思ってしまうくらい太さも長さも桁違いだ。三人の倍くらいあっても不思議じゃないくらい大きく見えてしまう。正直、初めての相手がタカトじゃなくて良かったと、胸を撫で下ろしてしまうレベルだった。

「……あは、冗談……よね?」

 知らないうちに顔を恐怖に引き攣らせてしまいながら、六花の口からそんな弱々しい呟きが漏れる。けれど、それと同時に。期待にも似た甘い疼きを感じるとともに、彼女の股間からは透明な雫がこぼれ落ちてしまうのだった。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR